TR-9000、9500:メンテ

日本語サービスマニュアルが見つかったので、あらためてメンテナンスしてみた。備忘録

チェックしたがTR-9000に関しては調整ずれ個所はあまりなかった。
但し、SSB変調が歪んでいる。あちこち探し回った結果、SSBマイクアンプ後のDBM周辺アルミ電解の交換で改善するとの情報があり実施。

外したアルミ電解、容量的には劣化しているものはありません。どうしようかと思ったが、念のため交換とキャリア周波数を再調整。これで、かなり改善した様な感じ。(測定容量に問題なくても音声周波数には影響あるのか。。。)

C150:3.3μF(50V) → 4.7μF(手持ちないため)
C151:47μF(10V) → 47μF
C152:4.7μF(25V) → 10μF(手持ちないため。2倍だが回路特性に影響なしと判断)
C153:1μF(50V) → 1μF

このあたり

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アルミ電解交換途中(場所の記憶の為撮影)

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りっぱな作りです。感度的には現代リグと同じでしょう。

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TR-9500は基準周波数ずれありましたので微調整。サービスマニュアルに一部間違えがあるので、別途備忘ろくに保管。