AVアンプ修理:Marantz NR1402

お世話になっているご近所のお店に飾られているアンプが前から気になっていたのですが、数年前に突然音が出なくなってそのままになっているとのこと。ということで?、修理してみました。

AVアンプでしかも薄型ということからか、内部の基盤は立体的に組み合わされています。修理の事を考えていない設計なのか。。電源を入れた状態ではテスタなどで当たることが厳しい構造です。仕方がないので基板全部を取り出してから、半田クラック、アルミ電解状態確認やその他部品確認などを実施しました。

最終段トランジスタはすべて正常でしたし、その他確認後に組み上げて無事音出しOK。DCオフセットもほぼありません。バイアス電流もすべて問題なし。アルミ電解の状態からもまだまだ使えます。ということでお届けしてきて完了です。

手前の上部のロジックやHDMI系の基盤だけ外せると思ったら、その下に広がるアナログやスピーカー出力回路基板まで全部立体的に繋がっていますねえ。コネクタで外せない困った設計です。






DCオフセットは数mV。正常です。


以上完了です。