バッテリーセル交換:ノートパソコン

無線のログ書き込みのみ使っている小型のノートパソコン、何年も前からバッテリーが弱っていて当初の実力の半分も電池が持ちません。ということで、以前から考えていたバッテリーセル交換を実行しました。

まずはヤフオクで18650タイプのリブ付きを落札。セルは3個使用ですが2個セット出品だったので4個購入です。作業中にリブを折ってしまったので、1個多めに入手しておいて正解でした。(純正1800mAh→2600mAhなので純正新品よりも1.44倍長持ちになる予定だけどどうかな)

オレンジが劣化したバッテリー、テスタで確認したところ1セルだけかなり電圧が下がっていました。この1個が初めに劣化したので全体としての特性がかなり劣化したように感じるわけですね。
青色セルが入手したセル。かなり狭いところに制御基盤とバッテリが押し込められているので苦労しましたが、なんとか収まりました。基盤とセル間の距離を正確に合わせないとうまく乗せられません。。パズル状態です。

また、基盤外(セル側)に電流ヒューズと温度センサーが取り付けられていました。(製品はセル同士の接続にリベットを使っていますが、個人ではできないので半田で対処しました。ただし短時間で処理)


温度センサーが見えます

全体。ヒューズも見えます。これは基板上にもあり、合計2つ。


ということで結構苦労しながらなんとか交換して、1回目のお試し放電確認中ですが2時間半経過で残30%。いい感じです。その後残9%(残り約15分)で正常に警告表示。この正常に警告が大事、劣化すると警告なしで落ちちゃうからね。次は空の状態からのフル充電を行い、熱など問題ないか確認予定。