F-120D入手:修理�@

F-120D修理開始です。まずは電源ラインを確認すると13.5Vラインに20Vも出ています。ちょっとこれはまずいです。。低いもしくは0Vならまだしも、高いとなると接続されたデバイスに負担がかかっている可能性があるし、既に壊れているかもしれない。ということでまずは電源の故障個所特定からスタート。

ヒートシンクの付いたパワートランジスタが2つありますが、片側が動作していないことが分かりました。これは交換が必要かと思ったのですが、このあたりのデバイスを指で押してみると突然13.5Vが正常に出力されます。。これはラッキー、デバイスは正常ですよ。熱による半田クラックと判断して基盤をひっくり返してみることにしました。

手前側の回路の動作不良。液漏れの様に見えるのは固定用接着剤です。

こんな感じでいろいろとケーブルが付いたまま裏返します。

動作不良側。クラック入ってます。新しい半田で使って修復しておきましょう。

こちらは正常動作していますが、クラック入ってます。


正常動作になった後で分かったのですが、ここかなりの発熱です。となりのアルミ電解にも結構厳しい環境、ちょっと近すぎで設計があまりよくないなあ。そのうち交換しておきましょう。

さて、電源は正常になったけど相変わらず音が出ません。デバイスが壊れているのか不安になります。特に専用ICは部品として手に入りませんので修理不可能になる可能性もありです。

続く