以前から構想していた、SDRを利用したMark-Vのバンドスコープ化を実現してみた。
使用する物など
�@USBドングル(RTL2832系を使用した)
�AHFコンバータ(キットを使用した)
�BFT-1000MP Mark-V(信号取り出しの改造をします)
�CHDSDR(ソフトウェア)
�DOmni-Rig(HDSDRと無線機を連動させるソフトウェアツール)
・手順
1.あらかじめUSBドングルとHFコンバータを使用して、HDSDRでHFが聴けることを確認しておきます。
2.次にOmni-RigでHDSDRとMark-Vが連動できるように設定します。
Rig type:FT-1000MP
Port :COM4
Baud rate:4800
Data bit :8
Parity :None
Stop bit :2
RTS、DTR:High
3.Mark-Vから信号線を引き出す改造をします。
信号の引き出しはネットで検索すると72MHzや455kHzなどから取る方法もあるようですが、
今回はRF信号を直接取り出しました(第一ミキサーに入る前ということ)、実際にはフロントエンドが
終わるところ(もっというと、サブ受信機の入力LPFの後ろ、第一ミキサーの直前)
どうしてここにしたかというと、HDSDRとの連携とバンド幅です。連携することで、無線機の周波数と
一致させられるのとここから取り出すとルーフィングフィルタやCWフィルタなどが入らないのでバンド
スコープとして全体を見渡せる。
それと、フロントエンドのLPF、BPF、VRF(ONすれば)、プリアンプを通った後なのでいい位置かと。
(とくにLPFやBPFを通った後というのは期待できるなと思いました)
捕捉:大きめの写真を貼ったので写真を見るときはクリック。
サブ受信機
L8030のこちら側の端子です
念のためコンデンサをかませて引き出します。
上手い具合に角を通せました。
1記事に掲載できる写真の枚数制限により�Aへ続く