TRIO R-1000:届く

当時憧れだったTRIO製のBCLラジオ「R-1000」が届きました。子供の頃RF-2200を使っていたのですが、HF無線機メーカ(Nationalも一応HF機ありましたが。。)のBCLラジオは憧れでしたね。大人になってそのうちに手に入れようと思っていましたが、ここ数年出回る球が減ってきている様に感じていたので手に入って良かったです。

入手できたのは、後期モデルなのでAMナローがコネクタ差し替えで切り替えられるモデル。(←これを探していました) 到着後に感度確認したところ、ローバンドからハイバンドまで現役のアマチュア無線機と遜色ない性能を確認。VFOの安定度も良いのでSSBも安定して復調します。これから大切に使っていく予定です。

 

正面写真。写真があまり良くないですが、映り込みを避けたらこんな画角。。

 

天板を開けたところ。内部は非常に綺麗。右に伸びているシャフトはATT切り替え用です。ということで右上から信号が入ってきます。その左に沢山並んでいるコイルがフロントエンドのバンド毎のBPFで、これほどしっかりしているのはアマチュア無線のHF機並みです。

BPF部拡大

 

後期モデルなのでAM帯域切り替え用のコネクタあり。(右側のナローへ差し替えましたが結局元に戻しました。理由はナローへ差し替えてしまうとR-1000の特徴である12kHzフィルタが使えず高音質AMで聞けない事。AM-NARポジションの音が悪すぎる事。同じフィルタを使用するSSBポジションでゼロビート受信した方が音が良い為です。)

 

中波帯の感度改善改造は済みでした。(裏のアンテナ端子入力直後抵抗のバイパス処置も済みでした)

 

裏側の電源とPLL回路など。こちらも非常に綺麗。電源まわりの電解コンデンサもまだ使えそうな感じです。

 

以上です。