Mark-Vにバンドスコープ追加�A:SDR

Mark-Vにバンドスコープ追加�@の続き。

手順の続き

4.引き出した信号をHFコンバータ→ドングルに接続してHDSDRを立ち上げる。

 HDSDRを立ち上げるがそのままではうまく動かないので下記の様に設定。
 
  HDSDRのOptions -> RF Front-End + Calibration を開く。
  [SDR hardware on Down/Up-Converter]の欄に、100000000 と入力。(100MHz)
→ただし100MHzちょうどからは少しずれていたので実際は100000700と入力(700Hzのずれ)



5.使ってみる。

 4.の手順でうまく動作すれば、無線機を操作すればHDSDR上にバンドの状態が表示され、HDSDR上で信号をマウスでクリックすれば無線機が自動的にその周波数に移動します。




6.感想ほか

 これはなかなか便利です。デバイスの設定(HDSDRでいえば「ExtIO」ボタンのSample Rateを3.2Mspsにすれば3MHz幅までいっぺんにリアルタイムで見ることができます。また、Zoom設定で細かくみることも可能。

 ちょっと誤算だったけど結局は問題ない事が分かったのは、Mark-Vから引き出した信号を使用したときのHDSDRでの感度。 当初、アンテナ線を直接HFコンバーターに入力するより、Mark-Vから入力した方が感度が良いと思っていた(プリアンプが入っているから)のですが、実際は逆でした。感度があがればHDSDRから出力される音声でモニタできると考えていた。しかし実際は無線機で聞くほうが良く聞こえます。
 ただし、実際にはHDSDRの画面上で見つけた信号をマウスでクリックすれば無線機が連動して動作するので、無線機から出力される音を聞いていればよいのですね。

なかなかグッドです。