FT-901修理⑧:ファイナル

FT-901修理関係が続いていたが、このあたりでとりあえず完了とします。(ある意味ファイナル)
今回は、純粋な修理ではなくサービスマニュアルなどで見かけるファイナルユニットの改善。万が一の時にRECTユニットを保護する様な回路変更になる。

サービスマニュアルにはラグ版を取り付けてダイオードを中継させるように書いてあるけど、やってみると周りのパタン(たぶんGND)とラグ版が接触しそうな感じ。絶縁部分が接触しているようには見えるけどなんとなく不安感があるので(900V掛かってるし距離が近いのがなんとなく。。。)ダイオードをランドに直接立ててみた。
そしてこれまであった配線をダイオードの端子に接続。安定感もあって良い感じに仕上がった。

元々の黄色い配線を外している状態(真ん中のコンデンサへ引っ掛けています)

ダイオードのリードを上手いこと折り曲げて安定感があるように半田付け。その後、黄色の配線をダイオードに半田付けした状態(完成)ちなみにダイオードは指定の規格より余裕を持たせた。そのほうがリードも太くて安定するので一石二鳥。


筐体を裏返した状態の写真なので、運用時は写真とはさかさまになる。ずっと気になっていた改善なのですっきりしましたな。このところメンテばかりだったので、しばらくは運用に専念しようかと思う。