ダミーロード抵抗値上昇:MFJ-250修理(なのかこれは?)

前回記事でオイル缶式ダミーロードMFJ-250の抵抗値が上昇と書いたが、本格的に加熱するとどうなるかダメ元で実行してみた。まずは古くなって捨てることにしていたフライパンを使用してIH調理器で加熱。十分加熱したつもりでも冷めると70Ω弱まで戻ってしまいます。これではダメなのでどうしようか悩んだが、IHより電熱線の方が温度があがるのではと考え試してみたところIHよりかなり高温になることが分かった。(実際には熱を加えすぎて中心側の黒い塗装のような部分がドロドロと溶けてしまった。。。)今回は加熱直後に55Ω程度まで下がったが、冷めると前よりは改善するがやはり65Ω程度まで戻ってしまった。MFJから抵抗を購入するしかないかと一旦諦めモードです。


一旦あきらめて数日そのまま放置してみたら、なんと61.9Ωまで下がっています。「え!」うそでしょ??と理解不能状態ですが、そのまま1週間程度観測してみると約1Ω/日で抵抗値が下がり続けることが分かった。冷めた状態で徐々に変質しているのでしょうか。。

ついに50オームを下回ってしまった。どこまで下がる??

そして、どこまで抵抗値は下がって行くのでしょう。。約50日後には0Ω?49Ωになったところで、ダミーロードに組み込んでみた。実際に無線機から電力を掛けてみるとちゃんとダミーロードの役目をしています。(SWR=約1.0)

ダミーロードに組み込んだのでオイルに浸っています。この状態で抵抗値がどうなるのか観測を続ける予定です。