PLC訴訟:最後に○は暴かれる?

PLC問題に進展があったようですね。「電波監理審議会異議申し立て第10回審理(国側証人杉浦行氏の主尋問・反対尋問)
国側も自分のミスは隠したいでしょうから、やっとスターラインに付けたという感がします。ぜひ、この先中立な立場で進めて欲しいものです。この時代、ミスはミスって認めたほうが格好いいですよね。

以下は、一部抜粋したもの。。(ただし、参加した方々のメモで公式な書記ではありませんとのことですが、まあほぼあっているでしょう)
-------抜粋-------
Q:PLCは短波帯の全ての帯域で漏洩を起こしますね。
A:基本的にはそうだ。

Q:共存という言葉の意味は何でしょう?
A:希望波があり、それに対してある受信者が居て、その受信を妨害するものを受信障害と言う。共存とは、PLCを利用すると生じる受信障害を出来る限り減らすことだ。

Q:出来るだけ減らすとは何パーセントかの障害が出てもかまわないということですか?
A:特には考えていない

Q:え、考えていないんですか?
A:重大かつ継続的な障害が起らないようにだ。何パーセントということは関係ない。

Q:何パーセントです、8割ですか?
A:いや何割とも考えていない。

Q:考えていないんですか?
-------抜粋終わり-------

.........唖然。。。。。
何にも考えていない人の論理を真に受けて、PLCに対する規格の許可を国は出したのでしょうか。。。。。
(国がだまされたって事?)

更に、
-------抜粋-------
Q(海渡弁護士):意味がないと杉浦さんは言いいますが、同じ様なポイントでこちらが選んだ3カ所、国が選んだ3カ所の全部で受信障害が起きたらどうされますか?
A:そういうこともあるかも知れない。

Q:それはおかしいですよ。
A:どうしてか?

Q:受信障害が起きない様にと作ったのに、どこでやっても受信障害が起きるなら技術基準が間違っていることになるのではないですか!
A:そんなことはない。間違ってはいない!

Q:そういう考えなんですね。これで終わります。
-------抜粋終わり-------

これって本当に科学者?のコメントなんでしょうか?(こう言うしかないと、開き直っているのでしょうが)
ここからはtomo的な今後の予想。。。。自分の立場が本当に危うくなれば、責任をメーカーに押し付けるのではないかと。例えば、「○X△社に頼まれて規格化したが、当時自分は本当はやりたくなかった。」とかね。どこぞの総理大臣と同じようにね。