サービスマニュアルにしたがって調整します。英語版のサービスマニュアルしか入手できませんでしたので、一部国内向けと異なっているだろうという予測をしながら調整をすすめていきます。周波数カウンタ、オシロスコープ、テスターがあればかなりの部分の調整が可能です。海外モデルはレピーター運用可能なモデルやバンド幅が広いモデルがあるようです。一部ですが写真を載せておきます。
GenユニットのFMキャリア周波数の調整
L-3で10.70000MHz
切れたり撤去されていたパイロットランプは手持ちのLEDにしました。
Bandスイッチのパイロットランプは明るすぎますね。。(高輝度LEDでした)
こちらはダイヤルの照明。ここは高輝度の青色にしましたが、輝度的にはちょうどいい感じです。そうそう、当初デジタル表示がVFOダイヤルの場所によって点滅していました。これはバリコンの軸と押さえのバネの接触不良で発振が止まってしまうのですが、バネの当たりを強くしたのと接触点あたりの汚れを取ることで改善しました。このあたりはTS-820などと同じ対処方法です。