前回記事でダイアルメカがギア割れしていると書きましたが、ダイヤルメカ入れ替え用の個体を手に入れたので交換&全体調整をしてみました。
調整は英文サービスマニュアルやBCLラジオの修理記事や調整方法を載せているYouTubeなどを参考に実施。サービスマニュアルに一部間違えがあったり、修理記事にも間違えているだろう箇所があり試行錯誤しましたが最終的に短波放送の絶対周波数確度は誤差±0kHzに追い込めました。(但し、各SW*バンドの下端あたりは隣り合うマーカー偏差が大きいのでマーカー同士の中間あたりでは最大約5kHz程度ずれます。)
尚、詳細調整方法はノウハウたっぷりなので載せません。(nanoVNAをSG代わりに、バンドスコープのある無線機などを駆使します)
ギア割れが発生しているダイヤルメカ
ダイヤルメカを取り出した状態の本体
入れ替え&調整完了(但し赤のラインが1~2kHz程度ずれている)
拡大(このずれが気持ち悪い)
どうやって修正するか悩んだのですが、この状態で円盤だけ動くことを発見
きっちり合わせることができました。