10MHz高精度基準発振器:調達

以前から10MHzの超高精度な基準発振器を超安価に配布されているのは知っていたのですが、今回初めてホームページを訪問したところまだ在庫がありそうな感じでした。保有無線機で基準発振器を接続できる無線機はIC-7610しかありませんので、HF機ですとあまり意味がないのですが、今後の事も考えて購入させていただく事にしました。

少しやり取りさせていただき(丁寧かつ迅速で助かりました)、基板完成品+ケーブル追加でお願いさせていただきました。ケース組み込みは地元のパーツ屋さんで調達して自分で行います。

到着時はこんな感じ。オプションケーブルも最初から半田付けして頂けていました。


このケースに取り付けます。

 

一旦ケーブルを取り外してからケースを加工して組み込みます。両面テープ付のスペーサ便利!

 

こんな感じに収まりました。右2本がクロック信号でICOM用出力端子から取り出してあります。左は電源でUSBケーブルが接続されています。(但し、PCからだと電流容量オーバーなので使っていない携帯充電器を使います)

 

IC-7610への接続はBNCコネクタで接続です。メニューから外部入力を選択するだけで調整はありません。

届いてから懸念点に気が付いたのがUSB充電器のスイッチングノイズです。充電器によってはHF帯にハッキリノイズがでます。これではせっかくの高精度な基準発振器の意味がありません。何台か試しましたが、どれもどこかのバンドにノイズがでます。なんとか最後に見つけた充電器+フェライトコアでノイズフリーになりました。(途中、これように専用安定化電源を設置しようかと思いましたが無しでOKとなりました)

 

 

念のためオシロで波形を観測しておきました。(上の振幅数値はあてになりませんのであしからず。オシロの問題)

 

さて、あれに接続できる日は来るのでしょうか。。