・FET逆実装?
ところでTS-940といえばFETが逆向きに実装されている、という情報がネットに溢れていますね。但し、逆で正しいとメーカが言っているという情報もあります。(発振してしまうとか)確認してみました。が、このままでOKな感じがします。
RF-UNIT・・・同じ向きに実装(シルクどおり)
IF-UNIT・・・向かい合わせに実装(シルク見えず)
・28MHz100W化
これはコントロールユニットの抵抗カットで簡単。
・AM送信化
海外モデルは最初からAM送信化となっています(140W入力)
D38をカットすれば送信解除になるとの事ですが、なるほど最初から実装されていません。これはトラップですかね。(違法CB対策でしょうか)実は基板裏側で配線されていたのですね。1本外しましょう。
・FMデビエーション調整
専用の測定器をもっていませんのでどうしたかというと、IC-7610のスペクトラムスコープを利用しました。これがかなり高性能です。まずは7610でFM送信して自分をモニタ。音声を入れた時にこれと同じ帯域となる様に調整です。便利になったものです。
・FANの騒音
はじめガラガラと煩かったのでネット情報をもとにバランス取りをしてみましたがいまいち。それよりメンテナンスとエージングを続けているうちに段々と静かになってきて、いまでは全く気にならない程度の音になってしまいました。良かった。
これでとりあえず一連のメンテナンスは終了です。