いろいろありましたけど、やはり震災であっという間の一年でした。あの日は、下の子の卒園式。無事終わって自宅に帰ってきたとたんにグラッっときました。グラッというより、いつまでもいつまでも揺れてましたね。。こんなに揺れ続けたら倒壊している建物が廻りに沢山あるのではと思って、外を見るのが怖かったのを覚えてます。
その後、ラジオでは「何々地区では何百人という遺体がある」という放送をずっと続けていました。まさか津波が原因とはしばらく気がつきませんでした。それから、あいているお店を探してまず何でも良いから買出し。奥さんの両親は、海に近い所に住んでいるという事もあり急いで連絡を試みますが全然連絡が取れず。次の日の夜中になって連絡がつきましたが、自宅は津波で全壊でした。
いろいろありましたが、大事な事が分かった一年だったと思います。この気持ちを忘れずに生きていこうと思っています。
自宅：被害はあまりありませんでした。
奥さんの実家（故郷）：津波ですっかり変わってしまいました。
放射線量：今も宮城南部は高いままです。
やっと落ち着いてきました。
