1200MHz用のコーリニアアンテナを作ってみました。10段や20段での製作記事が多く見えけられますが、20段までとはいかなくても10段は超えてみたく気が付いたら14段で製作していました。
エレメントの長さはとにかく正確にそろえる事に注意しました。その為、パイプカッターを使用しましたが、絶縁体を少し残してのカットはできませんでした。ですのでショートしないように注意しながら、かつ、なるべく「空間(間隔)を短く(1mm以下)」して半田付けしました。当然、一段毎にショートしていない事を確認しながら段を重ねていきます。(しかし、一度組み上げた後でアンテナを少し揺らすとショート発生。接続部分の僅かな曲がりでショートしていた模様)
当初、スタブはエレメントと同じ3D2Vを使用していましたが1~2mm単位での切断が難しい事、給電点部分が窮屈なため細くて柔軟性のある1.5D2Vに変更したところ調整が非常にやりやすくなりました。
VNAがなければ調整できなかったでしょうね。
これが
こんな感じでエレメントを準備
1.0GHz~1.5GHzで測定
1.26GHz~1.3GHzで測定(いい感じ)
これは3D2Vスタブ(失敗バージョン)
最終的にグラスファイバーのポールに入れ込む予定です。