IC-705移動運用時の10W出力用電源を考える

FT-817NDでの運用時に使用していたLipoバッテリーをIC-705用外部電源入力で使用しようと考え、消臭剤ケースに入れた記事を以前書きました。

jr7xrf.hatenablog.com

その後実際に使用してみましたが、少し使いずらいことが分かりました。10W出力パワーを維持するのは難しいことがわかりました。IC-705の電源電圧モニタ機能で確認すると、Lipoバッテリーがほぼフル充電のTX時11.1V(RX時12.2V)で約8W程度となります。8Wでも長時間維持できれば、それはそれで良いのですが外部電源入力の場合、TX時9.2Vを下回ると送信できなくなってしまいます。(標準バッテリーパックであれば、定格7.4Vなので当然シャットダウンする様な電圧ではありませんね。)

ちょっとこのあたりが使いづらいところですね。ということもあり、ここはやはり今流行りのPDバッテリーを使用して安定した15Vを供給した方が良さそうです。

ということで、このLipoバッテリーは他のQRP無線機で使用しようと思います。まだまだ使ってあげないともったいないですからね。

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送信時の電圧降下がもう少なければIC-705でも快適なのですが。

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以上です。