メモ

tomoがたまに読むHPにこんな事が書いてあった。
うなずける部分が非常に多いので個人的なメモ代りです。
後でHPにもまとめておこうっと。
長文なので、読まなくっていいです。

ある人が「超弩級重量級メインアンプを購入したが音が悪い」助けてくださいという内容。いわゆる、何100W出力のアンプのことである。しかも、小音量で聴くとどんどん酷くなるとのこと。
いきなり結論:”超弩級メインアンプは小音量では歪むのは常識だヨ”
(この場合純A級のアンプ以外です)

当たり前の話で、通常の日本の家屋で近所迷惑にならずに聞くときの平均出力は数W以下で夜間なら1W以下。そして、カタログの歪み率は最大定格近くで表示されていることが多いからです。

そうです、この質問者の耳は正しかった。純A級以外のアンプでは、小音量時は歪が大きいのです。超弩級重量級メインアンプ(純A級以外)を購入して音が激変して良くなったと感じている貴方、貴方のアンプは純A級ですか?ブラシーボの可能性がありますよ。貴方は「音の変化→いい音」と「クロスオーバー歪み」を勘違いしていませんかぁ?

とどめ:
CD等を再生する場合、音量レベルは既に圧縮されている。つまり小さな音は大きめに、大きな音は小さめに補正されているってこと。そよ風の音からフルオーケストラのフォルテッシモまでをたった16bitの量子数で再生するのは絶対に無理なんです。絶対に生音にはダイナミックレンジという意味では勝てない。なので平均聴取レベルではメインスピーカーの平均出力は数W以下(あるいは1W以下)とすると、ピークもかなり圧縮されているから、50W位のアンプで出力が飽和することは無いんですよねぇ。
アンプの特性を測っていて間違えて1Wをスピーカーに入力したことがあるけど、ものすっごい大きな音が出ました。

結局いい音っていうのは、その人それぞれの気持ちですからね。歪んでいようが何しようが、当人が気持ちよければいい音なんだよな。
tomoは通常、純A級の真空管アンプで聴いてますが、トランジスタやFETの純A級40〜50W位のアンプも欲しくなってきた。。。でも高そう。。。