万年筆メンテナンス:パイロット カスタム67 EF(極細)

万年筆メンテを少し続けてます。

パイロット カスタム67 EF(極細)初期型

 EFということもありカリカリするのですが、左に払う感じの時に引っ掛かる感じがあります。あらためてペン先を観察してみたところ、ニブ先端左右で上下のずれが生じていました。そりゃあ引っ掛かりますね。ペンクリニックまで我慢して直していただくのが正しいのですが、当地での開催が減っていることや新型コロナの影響で開催できないと思ってます。なので、自分で修正してみることにしました。ちょっと危険ですが指先に慎重に力を入れて何度か試してみたところキチンと揃えることができました。

 あとはカリカリする部分を減らしたいところ。耐水ペーパーで試してみましたが、思いのほか削れてしまうようです。。まあ、なんとか修正して満足いくところまで調整できました。(できたことにします。。)

 カスタム67は現行品の74の元になったモデルで廃版です。しかも初期型です。一部のコアな?ユーザー間では74より人気がある様なので大事に使っていきましょう。

 

自分のデジカメではこの倍率が限界(撮影時間が夜だったこともあり)

刻印から初期型である事がわかります。大学のレポートでずいぶん活躍した思い出があります。万年筆とインク消しが必需品でした。

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ついでに撮影したプラチナ:中字(といっても細め)ということもありますがこの書き味は素晴らしい。

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新たに発注中の万年筆あり。到着したら記事にしましょう。